最近、暖かくなってきましたのでエアコンのA/Cスイッチを入れる方も増えてきたのではないでしょうか?
今回の不具合は、久しぶりにエアコンをつけたら冷たい風が出てこないことと、エアコンの表示にあるA/Cマークが点滅するということでした。
整備車両は平成15年トヨタエスティマハイブリッドAHR10です。

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赤丸の表示部が確かに点滅しています。
吹出し口の切換と温度調節は正常に機能しています。でも温度を一番低くしても常温の風しか出てきません。

エンジンルームのエアコンコンプレッサーを見てみます。どうやらマグネットクラッチが入っておらず、エアコンコンプレッサー自体が回ってないようです。

整備書を見るとA/Cインジケータ点滅の項目があります。

  1. プレッシャスイッチ回路
  2. エアコンガス圧が低下または上昇しすぎる異常など。

  3. コンプレッサーロックセンサ回路
  4. エアコンコンプレッサー本体の異常など。

  5. コンプレッサー回路
  6. エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチ電源の異常など。

  7. エアコンディショナーアンプリファイアASSY
  8. エアコンのコンピュータ異常など。

エンジンを止めてエアコンコンプレッサーを手で回すとスムーズに回ることから2番の可能性は低いです。
マグネットクラッチがまったく入らないので3番を点検します。

回路図mgclt

回路図は単純です。
まずヒューズを点検。異常なしでした。
次にマグネットクラッチリレーの点検です。

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エンジンルーム内のヒューズボックス。MGCLTがマグネットクラッチの略です。

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取りはずして単体点検します。
回路図の1-2に電気を流すと5-3のスイッチがオンになるはずですが、導通がありません。

DSC_0032-3

となりにあるホーンリレーと同じ物なので付替えてエアコンを入れてみます。
エアコンは正常に入り、今度はホーンが鳴らなくなりました。
エアコンガスの圧力を測っても正常値を示していました。

以上のことからマグネットクラッチリレーの故障と判断しました。

DSC_0001

後日、新品のマグネットクラッチリレーに付替えて作業完了です。
 
 
 




 
 
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ブログ担当の山下でした。

 
 
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