車検で入庫した平成10年登録のダイハツミゼットⅡK100C、走行距離は163573kmです。

 
 
 
 
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点検でプロペラシャフトの後ろ側ユニバーサルジョイントに、多少のガタとサビの流出が見られました。
ユニバーサルジョイントの不具合を放置しておくと、最悪プロペラシャフトがもげて吹き飛ぶらしいので、新品に交換修理を行います。

 
 
 
 
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まず、プロペラシャフトとデファレンシャルを切り離します。ボルト4本で取り付けられています。

 
 
 
 
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念のため、合いマークをつけておきます。

 
 
 
 
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プロペラシャフトをトランスミッションから引き抜きます。

 
 
 
 
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プロペラシャフトを引き抜くと、オートマチックトランスミッションフルードが少し出てきますが油面が変わるほどは出ないと思います。(車両によっては大量に出る場合もあります)
一応、仮のフタを入れておきます。

 
 
 
 
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ユニバーサルジョイントを専用のプーラーを使用して交換します。

 
 
 
 
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ベアリングを押さえているスナップリングを4カ所外します。

 
 
 
 
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ユニバーサルジョイントプーラーをセットします。

 
 
 
 
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反対から見たところです。
ヨークという部分にプーラーのツメを引っかけて、スパイダーごとベアリングを引きます。

 
 
 
 
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構造上、半分くらいまでしか引き上がりません。

 
 
 
 
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反対側も同じようにベアリングを引き上げます。

 
 
 
 
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ベアリングとスパイダーにスキマが出来ます。でもこれだけでは切り離せません。

 
 
 
 
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ベアリングの中身をほじくり出します。

 
 
 
 
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これでやっと片方切り離せました。

 
 
 
 
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ヨークに残っているベアリングはほどよいソケットなどを当てて、マイナスドライバーなどで突いて抜き取ります。

 
 
 
 
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うっかり忘れていましたが、プロペラシャフトにも合いマークを描きます。

 
 
 
 
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もう片方も同じ要領で外します。

 
 
 
 
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構成部品をおさらいするとこんな感じです。

 
 
 
 
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ユニバーサルジョイントのガタの原因はこれです。
スパイダーの軸、一カ所が錆びています。ニードルが食い込んだ溝も出来ています。

 
 
 
 
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シールが劣化してヒビ割れ、ベアリング内部に水分が入ったのでしょう。

 
 
 
 
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ここから新品を組んでいきます。

 
 
 
 
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スパイダーとベアリングを仮組みします。

 
 
 
 
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やりやすいので、私はバイス(万力)を使って圧入します。
圧入時注意する点は、ベアリングがナナメに入っていないかとスパイダーでシールをキズつけないことです。

 
 
 
 
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とりあえず入るところまで圧入。

 
 
 
 
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片方にほどよいソケットなどを当てて、スナップリングが入るミゾが見えるところまで圧入します。

 
 
 
 
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反対側も同じように圧入。

 
 
 
 
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センター出しを行います。厚みの違うスナップリングが3種類はいっていました。
やり方は人それぞれかと思いますが、両側に同じ厚みのスナップリングが入ることと、スパイダーがスムーズに動くギリギリの圧入位置をねらいます。

 
 
 
 
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一番薄いスナップリングが丁度でした。

 
 
 
 
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もう片方のベアリングを圧入します。

 
 
 
 
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こちらは中間の厚みのスナップリングで丁度でした。
これでユニバーサルジョイントの交換は完了。
プロペラシャフトを車両に取り付けます。

 
 
 
 
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トランスミッションに挿入するところは砂などが付着していることが多いので、念入りにクリーニングします。

 
 
 
 
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ボルトを規定トルクで締め付けて作業完了です。

 
 
最近はユニバーサルジョイント部を単体で交換出来る車両が減ってきています。
この作業もあと何回もすることはないでしょうね~。

 
 
 
 

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ブログ担当の山下でした。

 
 
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