車検で入庫した平成7年登録の三菱ミニカトッポH31Aです。走行距離は223640kmです。
今回の車両ではボールジョイントという関節のような部品の不具合です。
左側のタイロッドエンドと右前側のロアアームにガタつきがありました。

DSC_0026-2

これはタイロッドエンドのボールジョイントです。上下に揺さぶるとガタガタと動きます。なんらかの原因で内部に水が入ると、錆びが発生してこのようにガタつきが出てしまいます。
このまま放置しておくといずれは抜けてしまい大変危険です。ガタつきやブーツ(カバー)のやぶれがある場合は、車検で不合格となりますので必ず正常なものへと交換します。

ではタイロッドエンドから交換していきます。
 
 
 
 

DSC_0027

タイロッドの調整部ロックナットをゆるめます。
 
 
 
 

DSC_0029-2

ボールジョイント取付ナットの緩み止め用割ピンを真っ直ぐに伸ばして引き抜きます。
 
 
 
 

DSC_0030

ボールジョイントの取り付けナットを外します。
 
 
 
 

DSC_0031-2

ボールジョイントをプーラーと言う専用工具を使って、ナックルアームから外します。
 
 
 
 

DSC_0032-2

ナックルアームから抜けたら、タイロッドからボールジョイントを外します。ねじになっているので、反時計にまわしていけば外れます。
 
 
 
 

DSC_0033-2

ボールジョイントを外したあとです。ロックナットはボールジョイントの元の位置がわかりやすいように、あまり動かさずにしておきます。
 
 
 
 

DSC_0022

新品のタイロッドエンド・ボールジョイントです。逆の手順で取り付けていきます。
 
 
 
 

DSC_0034

DSC_0035

ボールジョイント取り付けナットを規定トルクで締めてから、割ピンが入る穴を締め込んで合わせます。割ピンを取り付けます。
 
 
 
 

DSC_0038-2

調整部のロックナットは仮締めで。あとでサイドスリップ&ハンドル位置合わせをします。

次に、右前側のロアアーム・ボールジョイントを交換します。
 
 
 
 

DSC_0040-2

タイロッドエンドと同じく上下にガタつきがあります。
 
 
 
 

DSC_0041

カシメ(抜け止め)のボルトを外します。
 
 
 
 

DSC_0042

DSC_0043

ボールジョイントの取り付けナットを割ピンを外してから緩めて取ります。
 
 
 
 

DSC_0044

ここもタイロッドの時と同じで、プーラーを使ってロアアームからボールジョイントを外します。
 
 
 
 

DSC_0045-2

ナックルからボールジョイントを抜き取ります。
 
 
 
 

DSC_0048

これが新品のロアボールジョイントです。逆の手順で組み付けます。
 
 
 
 

DSC_0049

ロアアームのボールジョイントの交換も完了です。
最後にサイドスリップ&ハンドル位置調整をします。
 
 
 
 

DSC_0050-2

調整前のサイドスリップ量です。インに8でした。
 
 
 
 

DSC_0051-2

調整後はインに1くらいにしました。同時にハンドルも真っ直ぐに合わせて作業完了です。
 
 
 
 

DSC_0036

DSC_0037

こちら外したタイロッドエンドです。ブーツ(カバー)を外して潤滑グリスを拭き取ると錆びたボールジョイントが見えます。
 
 
 
 

DSC_0046

DSC_0047

こっちはロアアームのボールジョイント。内部は錆びてボロボロガタガタです。
大事に至る前に発見出来て本当によかったです。
 
 
 




 
 
閲覧ありがとうございました。よろしければ他のスタッフブログもご覧いただければ幸いです。
ブログ担当の山下でした。

 
 
HOMEへもどる