自動車のエンジン・ミッションとタイヤをつなぐ部品をドライブシャフトといいます。
ハンドルを左右に切ったり、路面の凹凸によって車体が上下にゆれる、などに対応するためにドライブシャフトには関節部が必ずもうけてあります。
その関節部(ジョイント部)を水やほこりなどから守るため、また中に入っている潤滑グリスをとどめておくためにカバーが取り付けてあります。
これがドライブシャフトブーツと呼ばれるものです。

ドライブシャフトブーツがやぶれたままだと中の潤滑グリスが飛び散ってしまい、中に雨などの水分が入ってジョイント部分が傷んでしまいます。
最悪の場合ジョイント部分がもげて、走行が出来なくなってしまいます。
こういった理由からドライブシャフトブーツがやぶれている場合は車検に不合格になります。

ではドライブシャフトブーツの交換例を紹介したいと思います。
整備車両は平成17年ダイハツテリオスキッドJ111Gになります。

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左フロント側のアウター(外側)部分のドライブシャフトブーツです。
やぶれて間もないのか、まだそれほど潤滑グリスが飛び散っていませんでした。(他の作業と並行しているため、ブレーキははずしてあります)
 
 
 
 

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やぶれた古いドライブシャフトブーツをはずしました。
古い潤滑グリスもできるだけ拭き取ります。
 
 
 
 

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今回は分割式のドライブシャフトブーツを使います。部品の価格は普通のドライブシャフトブーツより高いですが、工賃が安く抑えられます。
耐久性はこちらの方があるような気がします。
 
 
 
 

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まず、ドライブシャフトブーツの接合部に接着用の溶剤を両側まんべんなく塗布します。
 
 
 
 

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ドライブシャフトにかぶせて接合部をはめ合わせます。
 
 
 
 

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専用のカイロで15分ほど温めます。熱に反応して溶着するようです。
 
 
 
 

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軽く引っ張って確実に溶着しているか確かめます。
 
 
 
 

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ブーツとシャフトのすきまを埋めるゴムパーツを差し込みます。
 
 
 
 

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金属製のバンドを取り付けて締めます。
 
 
 
 

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付属の潤滑グリスを注入します。
 
 
 
 

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大きい方のゴムを差し込みます。
 
 
 
 

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大きい方のブーツバンドを取り付けて作業完了です。
 
 
 




 
 
閲覧ありがとうございました。よろしければ他のスタッフブログもご覧いただければ幸いです。
ブログ担当の山下でした。

 
 
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