車検整備の日産ステージア(NM35)、初年度登録は平成13年になります。
入庫時に試乗したとき、車両の前方から「ゴーー」と大きな異音がしていました。

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リフトアップ、エンジンを始動して駆動輪を空転させながら、左フロント側のハブベアリングあたりをサウンドスコープ(聴診器的なもの)で音を聴くと、「ゴロゴロ・・・」と異音が聞こえます。
右側のハブベアリングあたりと聴き比べてみても、あきらかに異常な音です。

左フロントハブベアリングに異常があると判断できますので、交換作業に移ります。

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まずはハブのセンターナットを外します。

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ブレーキキャリパーを外します。

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ブレーキキャリパー本体はブレーキホースで車体とつながったままなので、サスペンションあたりにひもで吊っておきます。

ブレーキのディスクローターを外します。

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ABSセンサーをナックルアームから外します。

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正式名トランスバースリングのボールジョイントを切り離します。(ロアアームといつもは呼んでいるところです)

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正式名コンプレッションロッドのボールジョイントを切り離します。(トルクロッドとか自分は呼んでます)

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タイロッドエンドのボールジョイントを切り離します。(ステアリングにつながっているところです)

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最後にアッパーリンクのボールジョイントを切り離して、ナックルアームを車両から外します。

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ナックルアームが外れました。

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ボルトを4本外すと、ハブベアリング部がナックルアームから外れます。錆び付いていることが多いので、軽く叩いて取り外します。

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バックプレートはナックルアームとハブベアリングの間に挟まっているだけなので、簡単に取れます。

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油圧プレスでハブベアリングからハブを抜き取ります。

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いつものようにベアリングの一部、インナーレースがハブに残ります。

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ここでちょっと脱線。走行時の異音の原因がありました。
ハブベアリングのアウターレースに剥離した箇所がありました。
デコボコな道に鉄球が転がっていたから「ゴロゴロ」と音が鳴っていたわけです。

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今回は少し手強く、インナーレースの一部を卓上グラインダーで削って叩いて、すこ~しゆるくなったところでプーラー掛けて引き抜きました。

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折り返しです。新品のハブベアリングを組み付けていきます。

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油圧プレスでハブをベアリングに圧入します。

ナックルアームにハブベアリングを取り付けて、車両に組み込みます。

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ドライブシャフトのスプラインには、薄くグリスを塗っておきます。錆び・固着の防止のためです。

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ボールジョイント4カ所を取り付けて、脱落防止の割ピンを忘れず取り付けます。

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薄く液状ガスケットを塗って、ABSセンサーをボルト1本で取り付けます。

あとの写真が無いのですが、ハブセンターナットの締め付け&割ピン取付、ブレーキの取り付けを行います。
最後にサイドスリップを確認、試乗して異音が消えていたので作業完了です。

閲覧ありがとうございました。よろしければ他のスタッフブログもご覧いただければ幸いです。
ブログ担当の山下でした。

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