ダイハツハイゼットのリアブレーキシュー交換

整備車両は平成22年ダイハツハイゼットバンS331Vです。
車検時の点検でリアブレーキのシューが薄くなっていました。年間走行距離が多いということもあり、交換させていただくことにしました。

交換手順を紹介させていただきます。

ハイゼット ブレーキシュー交換

リアブレーキのシューは車両の前側・後ろ側と1つのブレーキの中に2枚入っています。
今回交換するのは前側のブレーキシューです。構造上、前側のブレーキシューのほうが後ろ側のブレーキシューより減るスピードが速い傾向があります。

ハイゼット ブレーキシュー交換
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各種工具・スプレーグリス・新品のブレーキシューを用意して交換に取り掛かります。

4WDのためアクスルというタイヤを取り付ける部分があるので、少し作業スペースがせまいです。

ハイゼット ブレーキシュー交換

まず上側についている大きい方にのスプリングをはずします。

ハイゼット ブレーキシュー交換

次に上側の小さい方のスプリングをはずします。

ハイゼット ブレーキシュー交換

ブレーキシューを固定しているスプリングをはずします。

ハイゼット ブレーキシュー交換

ブレーキシューをはずすと同時に下側についているスプリングもはずします。

ハイゼット ブレーキシュー交換

ブレーキシューにつけてあるブレーキ調整用の部品をはずします。

ハイゼット ブレーキシュー交換

Cの形をしたワッシャーをはずす専用のプライヤーを使います。
まずとんがっている方でCワッシャーを開きます。

平たい方に切り替えて、もう少しCワッシャーを押し広げます。
マイナスドライバーで軽くこじればCワッシャーがきれいにはずれます。

ハイゼット ブレーキシュー交換
ハイゼット ブレーキシュー交換

新品のブレーキシューにはずした部品を取り付けます。
あとは逆手順で取り付けていきます。

スプリングを取り付ける時は、マイナスドライバーでクルンとすれば簡単です。

ハイゼット ブレーキシュー交換
ハイゼット ブレーキシュー交換
ハイゼット ブレーキシュー交換

大きい方のスプリングも同じく取り付けます。

ハイゼット ブレーキシュー交換

ブレーキ調整の下準備。丸い穴の中に調整用のラッチが見えます。
この写真ではブレーキが広がった状態です。下側の銀色のラッチを下げるとスプリングの力でブレーキが一番縮まった状態になります。

ハイゼット ブレーキシュー交換

これが縮まった状態です。

ハイゼット ブレーキシュー交換

反対のリアブレーキのシューも交換後、ブレーキ調整すれば作業完了です。

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ブログ担当の山下でした。

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ダイハツハイゼットのリアブレーキシュー交換”へ1件のコメント

  1. 東京のアトレー乗り より:

    参考になります。
    プライヤーでつまめばシューホルドスプリングツール要らないんですね。
    テンションスプリングツールもプライヤーとドライバーで代用できるんですね。
    次からはもっと簡単にブレーキ整備ができそうです。

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