エンジンチェックランプの点灯には
OBDⅡ診断機による点検
昨今の自動車はコンピューター制御化されています。もしエンジンやABS(アンチロックブレーキシステム)、SRSエアバッグ等に不具合が発生した場合はチェックランプが点灯し、同時にコンピューター内に不具合を記録されるようになっています。
そこで、外部診断機というものを自動車につなげて確認します。浅井自動車ではバンザイ社製のMST2000を使っています。
この診断機では他にも
- 作業サポート機能
- フリーズフレームデータ
- データモニタ機能
- アクティブテスト機能
- カスタマイズ機能
- ハイブリッド点検モード機能
と多彩な機能が使用出来ます。
作業サポート機能
バッテリーを外した場合やコンピューターで制御されている部品を交換した時に、この機能で初期学習させます。
ハイブリッド車のブレーキフルードもこの機能を使用して交換することが出来ます。
フリーズフレームデータ
フリーズフレームデータとは、エンジンチェックランプ点灯した(不具合が発生した)瞬間の車両情報のことです。
その時の車速・エンジン回転数・冷却水温など各センサーが読み取った数値を表示することが出来ます。
データモニタ機能
車両に付いている各センサーが読み取っている数値(車速・エンジン回転数・冷却水温など)をリアルタイムで表示する機能です。
各数値の基準値と比較しながら不具合を探し出す事が出来て、非常に便利です。
アクティブテスト機能
エンジンコンピュータが制御している特定の部品を強制的に止めたり動かしたり出来る機能です。
部品がちゃんと機能しているかどうかを直接確認することが出来ます。
カスタマイズ機能
車両にもよりますが、各種設定を変更することが出来ます。
例
- キーロック時やアンロック時の「ピーピー」音のボリューム
- バック時のリアワイパー作動のオン・オフ切り替え
- ドアを閉めた時のルームランプ点灯時間の長さ
ハイブリッド点検モード機能
ハイブリッド車のバッテリー性能チェックやハイブリッドシステムの点検が出来ます。
自動車の高性能化が進むにつれて、昔ながらの経験と勘だけでは不具合箇所を素早く正確に見つけることが難しくなってきています。
時代に合った整備が出来るよう心掛けています。
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ブログ担当の山下でした。
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