ダイハツウェイクのスライドドアガラス交換
左側のスライドドアガラスが割れてしまったとの事で入庫のお車です。
車両は平成26年ダイハツウェイクLA700Sです。
初めはまず飛び散ったガラスの破片を掃除です。フロントガラス以外は細かくコナゴナに割れるので念入りに掃除機をかけます。

スライドドアの中にもガラスの破片が残っているので、内張りをはずして掃除機で吸い取ります。

窓枠後ろ側のカバーをはずします。

クリップ3個とツメが1か所です。ツメは折れやすそうなので注意が必要です。

ドアトリムパネルをはずします。クリップは7カ所でした。

ドアトリムパネルを浮かしたら、パワーウインドウスイッチのコネクターをはずします。

サービスホールのカバーシートを破らないよう丁寧にはずします。破ると雨が入ってしまう可能性があります。

パワーウインドウレギュレーターをはずします。取り付けボルトは4本、コネクター1か所です。

ガラスランをはずします。割れたガラスの破片がガラスランの中に残っているので、丁寧にすべてかき出します。


ボルト2本をはずして、ガラスのガイドを取り出します。ここにもガラスの破片が残っていました。全部かき出します。


ガイドブラケットという部品をボルト3本はずして取ります。
これではずすものはすべてです。

掃除機に細いホースを付けてガラスの破片を吸出しました。この作業が一番時間がかかります。

ガラスの残骸です。新しいガラスは金属部分もセットで来るので、これは捨ててしまいます。

ここからは折り返し、新しいガラスを取り付けていきます。

ガラスガイドを取り付けます。
それからガラスを差し込むのですが、内側後方からナナメに差し込んでいく感じです。

ガラスをいったん一番下までおろしてしまいます。ガムテープなどで取っ手を作ると作業がしやすいです。
ガイドブラケットを取り付けてから、ガラスランを後方の端から順番にはめていきます。

ガラスランの前方の端は最後まではめ込まず、いったん横にずらして置いておきます。

ガラスを引き上げて、ガラスランの後側にしっかりとはめ込みます。

前側はこんな状態になってます。


ガラスランをすきまに差し込んでおさめます。ガラスを上下させてガラスランがキレイに入っていることを確認します。
次はパワーウインドウレギュレーターの取り付けです。

ガラスをこれくらいまで持ち上げます。

パワーウインドウレギュレーターをガラス下のレールにぶら下げます。

ガラスごとパワーウインドウレギュレーターを持ち上げていき、取り付けボルトをまず1本仮付します。

位置を合わせてボルトを2本目仮付します。これで手をはなしても大丈夫になります。

パワーウインドウレギュレーターのコネクターをつけます。ドアトリムパネルからはずしてきたパワーウインドウスイッチをつけて、ガラスを少し下げます。
これで残りの取り付けボルトをつけて、4本とも本締めします。

カバーシートを貼り付ける際、下にある水抜き穴に合わせるように貼り付けます。

ドアトリムパネルを取り付けてから、ガラスが正常に上下出来るか確認します。
最後にもう一度、室内外を掃除・洗車して作業完了になります。
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ブログ担当の山下でした。
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