ジムニーのパワーウインドウスイッチ故障
車検で入庫の平成11年登録スズキジムニーJB23Wの整備になります。走行距離は約12.5万kmです。
入庫時に修理依頼を受けていたもので、運転席側のパワーウインドウを動かすスイッチの調子悪いというものです。
状況はパワーウインドウの上げ下げは出来ますが、スイッチ自体が不調でした。
こちらが今回不調のパワーウインドウメインスイッチです。運転席側のガラス窓を上げ下げするスイッチが不調です。
スイッチを上げたら、上がったまま戻りません。
スイッチを下げても、やっぱり戻ってきません。これではパワーウインドウモーターに負荷がかかりすぎて、最悪の場合モーターが焼き付いてしまいます。
では、なぜスイッチが戻らないか分解して調べてみます。
パワーウインドウメインスイッチを取り外すには、スイッチ後ろ側の隙間から細いマイナスドライバーなどで、2本あるツメを押しながらスイッチ本体を持ち上げます。
このような金属製の板バネのようなツメでハマっています。
ちなみに前側のツメは樹脂一体形成です。こちらから外そうとすると、どこかが割れる可能性が高いです。
パワーウインドウメインスイッチのコネクターを、ロックのツメを押しながら引いて外します。
パワーウインドウメインスイッチを分解します。
赤色の小さな部品が折れていました。これがスイッチを真ん中に戻すためのバネになります。
試しに折れた部品を付けてみました。本来はこのような形で収まっています。
上が故障しているスイッチ、下が今回取り付ける社外新品のパワーウインドウメインスイッチです。
社外新品は純正部品の価格の約6割くらいですが、オートで窓ガラスを上げる機能がついていません。オートで下げることは出来ます。
お客様の了解を得て取り付けました。
これでパワーウインドウメインスイッチの交換作業は完了です。
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ブログ担当の山下でした。
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