スズキジムニーのマフラー溶接修理
車検整備のスズキジムニーJB23Wです。登録は平成11年、走行距離は約125000kmです。
経年劣化でマフラーの錆びがだいぶひどくなってきていました。
穴は空いていないものの、取り付けのステーが錆びて折れる寸前です。
この3か所のマフラーステーが錆びていました。
1番前のマフラーステー。ここが一番錆びていました。軽く触るだけで簡単に曲がります。
2番目のマフラーステー。だいぶ錆びが進行しています。
3番目のマフラーステー。薄くなっていていつ折れてもおかしくない状態。
新品のマフラーはもちろんの事、中古のマフラーでも触媒がついている部分があるので高価です。という事で取り外して溶接修理をします。
エンジンに1番近いところのジョイント部。ボルトは少々錆びていましたが無事に緩みました。
中間のジョイント部。ボルトは大丈夫でしたが、横にあるステーが「ミシミシ」と折れそうでした。
ここが一番の山場です。リアマフラーとのジョイント部のナットが、錆びて原型がなくなっています。
ガスで焼いて、熱いうちに緩めます。何とかなりました。
外したナットの残骸です。
これで修理したいマフラーパイプが外れました。
フロントマフラーパイプです。遮熱板を外してから修理します。
手をつける前の1番・2番ステー。
ガスで炙って錆びを飛ばしました。母材も温まるので一石二鳥です。
溶接して錆びたところを埋めてつなげます。
3番目のステーも錆びを飛ばしてから溶接修理。これでまたしばらくは使えるでしょう。
リアマフラーのジョイント部のネジが、片方腐食で使えない状態。
ボルトを溶接して取り付けてあるようです。ガス切断機で溶接してある部分を切断してボルトを取ります。
ほどよいボルトを取り付けます。少し長いのはご愛嬌で。
車両にマフラーを取り付けて、排気漏れが無いか確認したら作業完了です。
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ブログ担当の山下でした。
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