パジェロミニ(H56A)のATF漏れ修理
平成9年登録の三菱パジェロミニH56Aの修理です。
オイルが突然漏れ始めたので見て欲しい、とのことで入庫しました。


オイルが垂れてきているところは右フロントのタイヤあたり。
オイルの色は赤色です。ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)で間違いないでしょう。

エンジンとバッテリーの間あたりに、トランスミッションからラジエター内のATF用オイルクーラーへとつながるオイルパイプがあります。

パイプが錆びてボロボロです。錆びのところからATFが漏れています。
というわけで、パイプを新品に交換します。


交換作業をやりやすいようにバッテリーは外しました。
オイルパイプを固定しているボルト2本を外します。

ラジエターとの接続を2カ所外してフタをします。

トランスミッション側も2カ所、パイプの接続を外してフタをします。

錆びたパイプです。
フレームの錆びがパイプに接触していました。もらい錆びによりここまでひどくなったと推測されます。

新品のパイプにゴムホースを付け替えて、車両に逆手順で取り付けます。


フレームの錆びは出来る限り取り除きました。
あと漏れ出た分のATFを注ぎ足して、再度漏れが無いか確認したら作業完了です。
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ブログ担当の山下でした。
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