インプレッサ(GDA)のサスペンション交換
平成15年登録のスバルインプレッサのサスペンション交換作業です。
前のオーナーさんがスポーツタイプのサスペンション、いわゆる車高調に交換されていました
ピロボールのアッパーマウント。キャンバー角も調整出来ます。
恰好は良いですね~。
ただ、左後ろのショックアブソーバーがオイル漏れしていて乗り心地が非常に悪い。小さい段差を乗り越えた時、「コトコト」と異音もします。
というわけで、純正の中古サスペンションに交換します。
届いた中古の純正サスペンションです。これはマクファーソンストラットという構造です。単純なので交換が簡単という利点があります。
では、フロントサスペンションの交換からいきます。
アッパーマウントはナット3カ所で取り付けてあります。外します。
ナックルとの取り付けボルト2本と、ブレーキホース・ABSセンサー配線の取り付けを外せば、フロントサスペンションが外れます。
ナックルとの取り付けボルトの1本は偏芯ボルトになっています。ここを回してキャンバー角を適正値に調整します。
左右とも同じ要領で交換します。フロントサスペンションはこれで完了です。
続いてリアサスペンション交換です。こちらは少しだけ手間がかかります。
サスペンションの下部は、ナックルとの取り付けボルト2本とブレーキホースの取り付け1カ所です。外します。
アッパーマウントは後部座席の背もたれの裏側にあります。座席を外していきます。
座布団から外します。取り付けボルトは2本です。
持ち上げて、前へ引き抜きます。
背もたれの取り付けボルトは4本です。外します。
ひじ掛けのロックを外して、背もたれを上に持ち上げて外します。
アッパーマウントが見えました。取り付けナット3カ所と減衰力調整ノブを外せば、リアサスペンションが取り外せます。
逆手順でリアサスペンションを取り付け、座席を取り付けます。
あとは、サイドスリップ調整とハンドル位置を合わせれば作業完了です。
乗り心地は普通になって、「コトコト」という異音もなくなりました。
閲覧ありがとうございました。よろしければ他のスタッフブログもご覧いただければ幸いです。
ブログ担当の山下でした。
グーネットピット始めました。是非ご利用下さい。
↓こちらから↓
HOMEへもどる