ダイハツタントL375Sエンジンチェックランプ点灯
今回は平成22年登録のダイハツタントL375Sの整備です。
エンジンのチェックランプが点灯したということで入庫しました。
オレンジ色のエンジンチェックランプが点灯しています。
エンジンからも少し異音が聞き取れます。
エンジンコンピューターのスキャンツールで点検すると、P0012 VVT制御(遅角フェイル)と記録が残っています。
整備点検要領を確認しますと、この場合はカムタイミングを制御しているオイルコントロールバルブ系統の不具合・エンジン内部(可変バルブタイミング機構)の不具合・エンジンオイル通路の詰まり等が原因とあります。
エンジンの音がよろしくないのでエンジンオイルの量を点検しますと、レベルゲージに付かない量まで減っていました。おそらくはエンジンオイルが極端に少ないことが直接原因だと考えられます。
念のためカムタイミングコントロールバルブの点検を実施します。
コネクターを抜いて、エンジンを始動。カムタイミングコントロールバルブに直接12V電圧をかけてラフアイドルもしくはエンジンストールするか確認します。
ラフアイドルになることが確認出来ました。カムタイミングコントロールバルブの不具合ではないようです。
エンジン内部の点検となると費用が高額となるため、お客様と相談の上ワコーズのエンジン内部洗浄剤「eクリーンプラス」を試すことにしました。
エンジンオイル・オイルフィルターを交換すると、エンジンの異音はなくなりました。
このままお車を使用してもらい、様子を見てもらうことにします。
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ブログ担当の山下でした。
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