ダイハツ KFエンジンのオイル漏れ修理

ヘッドガスケット交換

ダイハツの現行車両のエンジン(KF)は、交換不要のタイミングチェーンを採用しています。
今回の不具合は、そのタイミングチェーンカバーとヘッドガスケット合わせ面からのオイル漏れになります。
この不具合はメーカー保証対象期間内でしたので、お客様に対しては無償で作業させて頂きました。
車両は平成23年ハイゼットバンS331V になります。

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赤丸のところからオイルがにじみ出てきます。
向かって左側がタイミングチェーンカバーです。

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エンジン後側のヘッドガスケット合わせ面からもオイルがにじんでいました。

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箱型の車両なので、エンジンは運転席・助手席の下にあります。
座席・サイドブレーキなどを取り外し作業しやすくします。

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配線・補機類・エアインテークを外しました。
ここでひとつ気付いたことが。

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冷却水が漏れてます。ここも外す所なので、ついでに直せて良かったです。

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ハンガーを使ってエンジンを釣り上げます。

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下廻りを外していきます。

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エンジンを支えているメインバー・エキゾーストマニホールド・冷却水の配管などを外した所。

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タイミングチェーンカバーを外すにはオイルパンを外さなければいけません。

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ヘッドカバーを外します。オイル交換は定期的にして頂いていますので、非常に綺麗なエンジン内部です。作業もスムーズに行えます。

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やっとタイミングチェーンが見えました。
オイルパンとタイミングチェーンカバーは液状ガスケットで接合されています。外す時は非常に硬くひっついていますので、アルミを破損させないよう気をつかいます。

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タイミングチェーン・カムシャフトを外しました。

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エンジンヘッドを降ろしました。ここに目的のヘッドガスケットが入っています。

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ここから折り返しで、各部品をクリーニングします。
この作業が一番時間がかかるかもしれません。

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メーカーから支給される部品です。対象台数が多いためかセット化されています。

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これがヘッドガスケットです。
赤丸の辺りからエンジンオイルが漏れていました。

組み付けの為に各ボルトの締め付けトルクを調べた所、ヘッドボルトの締め方が改正されていました。オイル漏れの原因はトルク不足?

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クリーニング後です。ここにヘッドガスケットをはめてエンジンヘッドを組み付けていきます。

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ヘッドボルトは合計8本。37n・mで締め付け後、白いマーカーで印しを付けてから180°回します。

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後は外した順番と逆に組み付けるだけです。

今回の不具合は保証延長されている事例です。
リコール・サービスキャンペーン・保証延長は各メーカーのホームページに掲載されているほか、整備工場にも通達が来てますので、これからも対象車種の点検を進めていきます。

2016年5月18日 追記
エンジンオイル漏れが少量の場合はオイルの漏れ止め剤で対応することもあります。もちろんメーカー保証での施工です。

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ヘッドガスケット交換か漏れ止め剤注入かはメーカーさんの判断になりますので、気になる方は浅井自動車、またはお近くのダイハツ店へご相談ください。

閲覧ありがとうございました。よろしければ他のスタッフブログもご覧いただければ幸いです。
ブログ担当の山下でした。

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ダイハツ KFエンジンのオイル漏れ修理”へ3件のコメント

  1. tazoo より:

    Daihatsu Hijet S331Vタイミングチェーンのタイミングマークの手続きはどこで入手できますか? そのKFエンジン。 助けてください。

  2. yamashita より:

    https://asai-mt.com/?p=2484
    これを参考にしてみてください。同じ、KFエンジンです。

  3. tazoo より:

    多くのありがとうございます。 我々は、それがカムシャフトセンサとローブとの間の距離を作り出すのは厚いガスケットであることを発見した。 カムシャフトタイミングエラーP0016が断続的に発生しています。 シリコーンガスケットメーカーを使用する予定です。 助けてくれてありがとう。

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