ワゴンR(MH21S)のフロントロアアーム交換
代車として使用している、平成18年登録のスズキワゴンRです。
走行していると、車両の前の方から「コトコト」と音がするので点検してみます。
原因はすぐにわかりました。左フロントのロアアームに付いているボールジョイントにガタが出ていました。

この部分がロアアームです。

ロアアームを上下に揺さぶるとボールジョイント部がガタガタします。この少しの事が、走行中の異音に繋がってしまいます。

というわけで中古品、仕入れました。

中古品のロアアームに付いていた、ボールジョイントブーツの状態があまりよろしく無いので、新品の物に交換します。

ボールの部分はこのように光沢がある状態が普通です。

グリスを塗りまして、


新品のブーツをかぶせます。

ブーツを押さえるリングを取り付ければ準備完了。ロアアームの交換に取り掛かります。

まず、ボディとサスペンションフレームをつなげる補強を取り外します。



ロアアームの取付ボルト3本を外します。

ナックル下部にマイナスドライバーを差し込めば、ボールジョイント部が引き抜けます。
これでロアアームが取り外せます。

取り外したロアアームのボールジョイントブーツは、パックリと裂けています。

中に水分が入ったために、ボールの部分が錆びてボロボロになっていました。ガタが出る原因です。
ロアアームは逆の手順で取り付けていくのですが、

このボルトは車両にタイヤをつけて下した状態で本締めを行います。

少しのことなんですが、ゴムのブッシュがねじれたままにならないよう、ストレスを抜くためのひと手間です。
補強のバーも取り付けて、サイドスリップ&ハンドルセンター合せを行います。

調整前はインに3ちょっとでした。

ハンドル位置は左に向いちゃってます。

タイロッドの長さを調整して、

0に合わせました。写真は撮り忘れましたが、運よくハンドルセンターも1回で合いました。
これで作業は完了です。
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ブログ担当の山下でした。
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